こんにちは。一応ですが初めまして。
Ｊ氏と申します。現在19歳の女子大生です。
執筆するジャンルは、（目指すは）
ティーンエイジファンタジー文学です。
ゲド戦とか、スーザン・クーパーのとか。みたいな。
現在書いている話は例外的にＳＦです。
「理智の封印」、最後まで楽しく拝見させて頂きました。
本当はちょっとずつ読むつもりだったんですが、
事実ほんとにゆっくり読んでたんですけど、
でも、第８章あたりから止められなくなりました。
そしてその後は睡眠時間を大幅に削って読んでしまいました。
賛辞の言葉は言い尽くせないほどに浮かんできます。
文章力がすごいとか、設定が緻密だとか、なんとか。
でもどれも既に誰かが言ってそうな、ありきたりなものなので、
とりあえずこの点について書かせて頂きます。
「魔法使いがかっこいいっ！！」
特にもちろんリグローンです。
今まではゲド戦記のゲドが
私の知る中で最もカッコ良く戦う魔法使いでしたが、
リグローンはそれに加えてアクション的な要素があり、
その迫力をぞくぞくするほど感じ取りました。
ちなみにカッコ良さといっても、私は個人的に
ああいう知性的な戦いに憧れるので、そういう基準の話ですが。
クィンティアとリグローンはまるで
ゲド戦IIでのアルハ（テナー）とゲドのような匂いがしました。
どきどきわくわくしました。あ、良く似てます、この感じ。
私が創作を始めた頃はそんなに考えが至らなかったので、
ゲド戦のような理論的で緻密な魔法を使いたかったんですけど、
諦めて現在の状況に落ち着いてしまっています。
でもこの小説を読んで、「これじゃ駄目なんだ」と思いました。
初心に返ったような気持ちです。
将来夢を叶えて出版するにしても、まだたっぷり時間はあるので、
納得いくまで自分の創作世界を改良していきたいと思います。
きっかけを与えて下さった古澤さんに感謝感謝です！！
最後に、古澤さんへの心からのお願いが、
理智の封印を絶対３部作全て執筆し終えてほしいのと、
まだいくらか荒削りな部分があったのでそこを直し、
出版して世に送り出してほしいということです。
この物語は世界中に氾濫している低レベルなファンタジーを
一蹴できる可能性を十二分に秘めています。
一大ブームを古澤さんが日本から世界へ発信して下さい！！
ぶっちゃけ、仕事辞めて専念してほしい…ぐらい（笑）。
私の個人的な意見では、もう少しだけ表現上の対象年齢を下げて、
もっと幅広い層の読者にうけるようにしてもいいかなと。
ハリポタなんかくそえらだ！てなぐらい売れるといいなー。
理智第?部の掲載を首を長くして心からお待ちしております。
私はもちろん次は銀の矢に挑戦ですよ。
そして、いつか、YAFLの相互リンク欄に、
「ここの小説も少しは読む価値があると思った」
と表記して頂けるように（！！？）努力していきます。
ゲド戦にも見劣りしないような
素晴らしい作品をありがとうございました！
2003.01.31.Fri Ｊ氏