2. Webアプリケーションテストにおけるエラー

2.1. エラーと判断する前に

  • ブラウザとドライバの組み合わせは正しいですか?

    自動更新を設定しているブラウザの場合、意識しないうちに、使用しているSeleniumやブラウザと連携するためのドライバの版数のサポート外になっていることがあります。

 JavaとSeleniumの版数の組み合わせにも注意が必要です。

例えば、今まで検出されなかったエラーが突然出てくるような場合には、ブラウザの版数をチェックする必要があります。

ドライバが突然異常終了するパターンも、同し原因であることが多いです。最新のドライバが必ずしもブラウザやSeleniumと適切な組み合わせであるとは限りませんので、注意が必要です。

  • コントロール辞書の記述の誤りによりコントロールの操作ができない場合があります。

    付属のツール(HTML読込やCONTROL+SHIFT+x)により確認しましょう。

  • 設計書のIDが正しくHTMLに埋め込まれていますか?

  • IDは本当にユニークですか?

    ID、グループID、設定値で該当コントロールを特定できるか確認してください。 付属のツール(HTML読込やCONTROL+SHIFT+x)により、正式なXpathを入力すれば、確認することができるでしょう。

2.2. HTML読み込みの際のエラー

  • Xpathが正しくない

  • HTMLの省略された閉じタグを再構成できていない。

  • IEとの接続に失敗

    再度、操作を行ってください。

2.3. データベース更新時のエラー

  • 画面遷移ルートの計算に時間がかかる

2.4. テスト実行の際のエラー

  • コントロールが見つからない

  • Nullポインタ